「みんなちがってみんないい」は22年前、「上々颱風(しゃんしゃんたいふう)」という沖縄やアジアのサウンドを取入れたバンドを八王子に呼びたいということからはじまりました。
イベント名「みんなちがってみんないい」は詩人金子みすずさんの詩にあることばです。国の違いや、思想の違い、障害があるかないかの違いを認め合い、新しい出会いの場を作りたいという思いを込めてつけられました
運営は八王子の喫茶店、馬天使のマスターを中心にした地元の有志よるボランティアスタッフで行われていいます。
八王子の駅近くの空き地で開催した1回目の「上々颱風」のコンサートは大成功でした。出店は八王子在住または近在の方々に外国料理または物産のお店を出してもらいました。2回目以降はできる限り多種多様なバンド、大道芸、踊り、パフォーマンスに登場してもらい、国際色豊かな物販、飲食のお店に出店してもらっています。
その後、場所を八王子市役所の近くの浅川河川敷に移し、開催も年1回、5月最後の日曜日となりました。16回目からは、新たに環境問題も含めて名称を少し改めて「多文化・環境共生型野外フリーイベント みんなちがってみんないい」として再出発しました。
会場内は化石燃料からの電気は使用禁止、使い捨て容器の使用禁止、会場までの交通手段は徒歩又は公共機関(バス・電車・タクシー)を使って来場という制約をつけて開催しています。ステージの音響はソーラー発電でまかなっています。
エコなイベントそして生まれ変わった「みんなちがってみんないい」今も変わらず八王子の有志で運営されている完全ボランティアイベントです。
知らず知らずのうちに便利さになれ、体も動かすことが少なくなってきた今、歩き、体で感じ、頭を働かせれば不便も楽しい!